たぶん誰でも持ってる「あの文房具」で作られたドット絵シューティング日々是遊戯

フィンランドのインディーズゲーム作者、Petri Purho氏が先日公開した、フリーのシューティングゲームがちょっと面白い。さて、このゲームの開発に使われた「あの文房具」とは?

» 2009年07月30日 18時44分 公開
[池谷勇人,ITmedia]

ポスト・イットの可能性は無限大です

 どこにでもペタッと貼れて、いらなくなったらすぐ剥がせる――。ポスト・イット、便利ですよね。たぶん机の引き出しに、誰でも1個(1束?)は入ってるんじゃないでしょうか。

ストップモーションのような、独特のグラフィック

 そんなポスト・イットを意外な用途で使っているのが、こちらの「Post I.T. Shooter」というフリーゲーム。フィンランドのインディーズゲーム作者、Petri Purho氏が先日公開したもので、画面を構成するドットのかわりに、ポストイットを敷き詰めて背景やキャラクターを表現しているのが特徴です。

 内容は次々現れるインベーダーをショットで撃って倒していくだけのシンプルなものですが、ストップモーションムービーのようなグラフィックを自分で動かせるのはかなり新鮮。これまでにもポストイットを使った映像作品などはありましたが、ゲームとして動かせるのはこれが初めてではないでしょうか。

 操作は方向キーで自機の移動、スペースキーでショットの発射となっています。インベーダーたちはショットが当たるとちゃんとそこから崩れていき、中央にある「目」のような白い部分にショットが当たれば倒せる仕組み。敵によっては「目」がやたら小さかったり、ぶ厚い壁に守られていて、ある程度掘り進まないと「目」にショット届かなかったりと、けっこうゲームとしても考えられています。手や足の部分をいくら撃っても、暴れるだけでかえって倒しにくくなってしまうので、なるべく「目」の部分だけをうまく狙っていった方が倒しやすいみたいですね。


次々現れるインベーダーたちはランダム生成だそう
目のような白い部分がインベーダーのコア
コアにショットが当たれば、画面を覆い尽くすような大爆発が!

 ちなみに本作、7日間という期限の中で、どれだけテーマに沿ったゲームを開発できるか競う「Experimental Gameplay Project」というイベントに参加するため作られたものだそう。YouTubeには作者自身によるメイキング動画も投稿されていますので、興味がある人はこちらもぜひ目を通してみてください。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  2. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  3. 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
  4. 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  5. “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
  9. 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
  10. 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」