天下統一が実現する「新星の章」が実装!――「信長の野望 Online」の拡張パック第4弾発表会(1/2 ページ)
11月29日、コーエーは恵比寿ザ・ガーデンルームにて、「信長の野望 Online」の拡張パック第4弾「新星の章」の発表会を開催した。
拡張パック第4弾「新星の章」で実装される5つの要素
11月29日、コーエーは「信長の野望 Online」の拡張パック第4弾「新星の章」の発表会を恵比寿ザ・ガーデンルームで行った。
「信長の野望 Online」は、2003年6月から正式サービスが開始されたMMORPG。プレイヤーはネットワーク上に作られた仮想の戦国時代を舞台に、侍や忍者、僧、神主といった職種の人間になり、合戦に参加したり、商売をしたりして武功や名声、財産などを得てそれぞれの人生を歩んでいく。今回、発表された拡張パック第4弾が実装されることで、プレイヤー待望の天下統一に向けた戦いが導入されるという。
発表会が始まると、最初に「信長の野望 Online」の開発プロデューサーを務める渡辺知宏氏が登場。拡張パック第4弾のタイトルが「新星の章」であることが明かされ、テーマが「究極の“戦国に生きる”」、制作コンセプトが「ついに天下統一を実現」、「仲間との絆の力」、「ゲームシステムの刷新」であることがそれぞれ発表された。そして、続いて登場した同開発ディレクターの今村一太氏により、「新星の章」における“5つの要素”の発表が行われた。
要素1「天下人システム」
城や砦、櫓といった100以上の城砦めぐって各勢力が争うシステム。これまで実装されていた国単位の争奪戦から城砦の争奪戦にすることで、短期間で勢力図が変化するようになり、ドラマチックに変動する戦国の世が再現されるという。また、自勢力が領土を拡大していくと“天下人ポイント”がたまっていき、ポイントに応じて大名の“天下人ランキング”が決定される。そして一定期間が経過するとランキングの1位と2位の勢力で“天下分け目の戦い”が発生。この戦いに勝利した勢力が、天下統一勢力となる。天下統一後はデータをリセットし、再び天下統一への戦いが行われる。なお、現在、天下統一までの期間は1年〜1年半を想定しているそうだ。
要素2「一門」
一門は、天下統一を目指すためのギルドシステム。一定レベル以上のプレイヤー10名から形成できる集団で、同じ勢力だけでなく、ほかの勢力にいるプレイヤー同士でも一門を組めるそうだ。また、一門には所属メンバーが特別な役割を持って活躍できる「奉行人システム」も実装される。例えば、勲功の獲得1位は「筆頭奉行」となり、そのプレイヤーが合戦に参加すると一門のメンバーに勲功ボーナスがつく。さらに「寺社奉行」には戦後報酬にボーナスが、「帰参奉行」には成長報酬にボーナスがつくと紹介された。そのほかの要素として、一門が勢力に貢献すると大名からギルドハウスの役割を担う「所領」が与えられる。「所領」は発展させることもでき、所領内に生産や加工施設も作れるという。
要素3「拠点戦」
拠点戦は、これまで敷居の高かった合戦をより手軽に楽しめる新合戦システムで、従来の大規模な合戦である陣取戦や大決戦を有利に進めるための「拠点資源」の奪取が目的だ。この戦いは30人対30人の少人数制で行われ、1時間程度で決着がつくとのこと。また、一定範囲内にいるプレイヤーと武将NPCが戦闘に巻き込まれる、新しいタイプの戦闘システムも実装されるという。
要素4「評定システム」
評定システムは、ソロプレイや徒党、一門といったさまざまなプレイスタイルで挑戦できるクエスト。評定で武将たちが提案するクエストを受ける形式で、クエストには一定の期間内で一門同士が功を競い合うもの、同勢力の仲間で協力しないと達成できないものなど、いろいろなバリエーションがあるという。さらに大きな功を成すとクエストを依頼した武将の好感度が上昇し、その武将から数々の恩恵を得られるようになるそうだ。
要素5「独眼竜の野望」
プレイヤーに人気の武将・伊達政宗を主人公にした新シナリオで、侵攻型ダンジョンを舞台にストーリークエストが展開していく。プレイヤーは不思議な神・大黒天に導かれて時空を超え、伊達政宗とともに天下統一への道を切り開いていくことになる。
そのほかの追加要素も満載
拡張パック第4弾では、5つの大きな要素のほかに、ゲームをさらに盛り上げるさまざまな追加要素があると発表された。
- 上位技能目録として、戦闘、生産目録を多数追加し、合計100以上の新しい技能が登場
- キャラクターをパワーアップさせる新しい装備箇所の追加
- 潜在能力、生産レシピ、両替商の拡張といった数多くの要素の追加&改善
- 各職業の最上位モデルとして、光と闇をテーマにした新規オリジナルデザインを用意
- 川井憲次氏が手がける、追加エリアの新規BGM
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