サプライズゲストにKalafinaが登場――ARを用いたコラボもお披露目された「イヴの時間」先行上映会

映画「イヴの時間」の特別先行上映イベントに、ニッポン放送の吉田尚記アナウンサー、吉浦康裕監督、主題歌を担当したKalafina、AR三兄弟の長男が駆けつけた。

» 2010年03月11日 14時34分 公開
[ふじたけ,ITmedia]

 3月6日に公開されたアニメーション映画「イヴの時間」が誰よりも早く鑑賞できるイベント、「ネクスト・リアル1『イヴの時間〜上映&トーク〜』」が2月19日、ニッポン放送のイマジンスタジオで開催された。

吉田アナにとって世界の見方を変えた作品

吉田尚記アナウンサー

 開演時間になると、本イベントの発起人であるニッポン放送の吉田尚記アナウンサーが、今回のイベントを開催するに至った経緯を説明した。吉田アナにとってイヴの時間は鑑賞後に世界の見え方が変わるような、ここ数年で最大の衝撃作だった。あまりに好きになったため自分で企画書を書き、協力者を募り、どうにかニッポン放送の許諾を得て本イベントの開催に結びついたそうだ。

 早速、その面白さを共有しようと上映が始まるが、途中で機材トラブルが発生し、上映はいったん中止してしまう。どうにか持ち直して無事に上映が終了すると、ステージには本作の原作、監督、脚本、演出を務めた吉浦康裕が登場し、吉田アナとのトークが始まる。

吉浦監督との熱いトークが交わされる(写真:左)。また、当日のイベントについてtwitterでつぶやくことが許可されていたので、イベントを鑑賞しながら手元の端末でつぶやく観客が多数見受けられた(写真:中央)

 Kalafinaが歌う主題歌をいただいた後にEDクレジットの絵が追加されたエピソードや続編に関する話題、二人のロボット観など熱い議論が交わされる中、今度はサプライズゲストとして、本作の主題歌「I have a dream」を歌うKalafinaがステージに現れる。

監督も当日まで知らなかったスペシャルゲスト

 主題歌の制作についてWakanaは「今回のI have a dreameという曲は、作詞・作曲・編曲を担当された梶浦由記さんの中で元からモチーフとしてイメージがあったものなんです。イヴの時間という作品と出会ったことによって完成したとおっしゃっていました」という誕生秘話を明かした。

Kalafinaの3人。左からHikaru、Keiko、Wakana

 また、Kalafinaの3人は関係者向けに開催された試写会で本作を鑑賞したそうで、映画の感想を求められてHikaruは「映画終盤の、マサキとテックスのやり取りで号泣しました。でも、自分たちの歌が流れてきたところで緊張して、さーっと引いていきました(笑)」とコメントして会場を笑わせる。

最もロボットっぽいKalafinaメンバーは?

 続けて吉田アナがKalafinaの中で一番アンドロイドっぽいのは誰かと尋ね、3人が一斉にアンドロイドっぽいと思うメンバーを指差すと、Wakanaは自分を、KeikoはHikaruを、HikaruはKeikoを指差し、見事なまでにバラバラの結果となった。


AR三兄弟の長男(写真中央)

 3人とも、「私、ウルトラマンになりたいのと同じような願望で、ロボットになってみたいです。大して言うこと聞かないでどこかへ行きたいですね」(Wakana)、「(Keikoが)一番お人形さんぽいから。こういう可愛いロボットが欲しいなと思います」(Hikaru)、「Hikaruはおっとりしてるんですよ。こんなハウスロイドが居たら癒されていいじゃないですか! Wakanaはコーヒーをお願いしても『コーヒーだけって言わずにさ、ケーキも食べなよ!』みたいに暴走しそう(笑)」と、それぞれが抱く印象はそんなに外れていないのかもしれない。

 Kalafinaの3人がステージから下がってイベントも終盤に入ると、映画「東のエデン」の舞台挨拶でも話題を呼んだAR三兄弟の長男がTシャツやカードを使ったAR(拡張現実)をお披露目して、吉浦監督を含む全員を大いに驚かせる。最後は吉浦監督が、いち早くイヴの時間を観たいと会場に駆けつけたファンへ感謝の気持ちを述べて、イベントの幕は閉じた。

当日披露されたAR技術の模様

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
先週の総合アクセスTOP10
  1. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  2. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  3. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  4. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  5. 田代まさしの息子・タツヤ、母の逝去を報告 「あんなに悲しむ父親の姿を見たのは初めて」
  6. 「遺体の写真晒すのはさすがに」「不愉快」 坂間叶夢さんの葬儀に際して“不適切”写真を投稿で物議
  7. 大友康平、伊集院静さんの“お別れ会”で「“平服でお越しください”とあったので……」 服装が浮きまくる事態に
  8. 妊娠中に捨てられていた大型犬を保護 救われた尊い命に安堵と憤りの声「絶対に許せません」「親子ともに助かって良かった」
  9. 極寒トイレが100均アイテムで“裸足で歩ける暖かさ”に 今すぐマネできるDIYに「これは盲点」「簡単に掃除が出来る」
  10. 「奥さん目をしっかり見て挨拶してる」「品を感じる」 大谷翔平&真美子さんのオフ写真集、球団関係者が公開
先月の総合アクセスTOP10
  1. 釣れたキジハタを1年飼ってみると…… 飼い主も驚きの姿に「もはや、魚じゃない」「もう家族やね」と反響
  2. パーカーをガバッとまくり上げて…… 女性インフルエンサー、台湾でボディーライン晒す 上半身露出で物議 「羞恥心どこに置いてきたん?」
  3. “TikTokはエロの宝庫だ” 女性インフルエンサー、水着姿晒した雑誌表紙に苦言 「なんですか? これ?」
  4. 1歳妹を溺愛する18歳兄、しかし妹のひと言に表情が一変「ちがうなぁ!?」 ママも笑っちゃうオチに「かわいいし天才笑」「何度も見ちゃう」
  5. 8歳兄が0歳赤ちゃんを寝かしつけ→2年後の現在は…… 尊く涙が出そうな光景に「可愛すぎる兄妹」「本当に優しい」
  6. 1人遊びに夢中な0歳赤ちゃん、ママの視線に気付いた瞬間…… 100点満点のリアクションにキュン「かわいすぎて鼻血出そう!」
  7. 67歳マダムの「ユニクロ・緑のヒートテック重ね着術」に「色の合わせ方が神すぎる」と称賛 センス抜群の着こなしが参考になる
  8. “双子モデル”りんか&あんな、成長した姿に驚きの声 近影に「こんなにおっきくなって」「ちょっと見ないうちに」
  9. 犬が同じ場所で2年間、トイレをし続けた結果…… 笑っちゃうほど様変わりした光景が379万表示「そこだけボッ!ってw」
  10. 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」