20代女子チームがつかんだ「ゲーム初心者女子」のハート 300万人突破「恋してキャバ嬢」(1/2 ページ)
「ゲームをほとんどやったことがなかった」という26歳の女性がリーダーとなって企画した「恋してキャバ嬢」が、同世代の女性のハートをつかんでいる。
20代女性チームが企画・運用している携帯電話向けソーシャルゲームが、300万ユーザーを獲得する大ヒットになっている。売れっ子キャバクラ嬢を目指す「恋してキャバ嬢」だ。
イケメンを接客して給料を稼いだり、デートを楽しんだり、アバターを着飾ったりして遊べるゲームで、ソーシャルゲームメーカーのKLabGames(クラブゲームズ)が、「mixi」「モバゲータウン」「GREE」で提供している。
「わたしでもできるゲームを作ろう」――企画のリーダを務めた同社の菊池亜衣プロデューサー(26)は、これまで「ゲームを全くといっていいほどプレイしたことがなかった」という。そんな自分でもプレイしたいゲームに仕上げたことが、同世代のユーザーの心をつかんだようだ。
イケメンもオタクも登場 おしゃれも恋愛も成長も
恋してキャバ嬢は、恋愛を楽しむ乙女ゲームであり、ナンバーワンキャバ嬢を目指す育成ゲームであり、おしゃれを楽しむアバターサービスでもある。
プレイヤーは、自分のアバターを着飾って「店」に出勤。人気モデルや財閥の御曹司、IT社長などさまざまな経歴のイケメンに加え、「オタク」「太ったサラリーマン」「ヤンキー」「B系」(ヒップホップ系ストリートファッション)など、店を訪れるさまざまな客の相手をしながら、キャバ嬢としてのレベル「キャバランク」を上げていく。
オタクなど“非イケメン”も登場させたのは、「女性は嫌いなものを話題にする傾向がある」と考えたため。実際にプレイしてみると、イケメンばかりが登場する一般的な乙女ゲームよりリアルで身近な感覚で楽しめ、非イケメンのキャラクターにも愛着がわいてくる。
客はランダムに来店するが、好みのイケメンの来店率を上げるための有料アイテムもある。渋谷の店舗には人気モデルが、六本木にはIT社長がよく訪れるなど店によって客層が異なり、客によってファッションの好みも異なるため、攻略したい店や客に合わせてアバターのコーディネートを工夫する必要もある。
来店客の満足度は、ミニゲームの成績で決まる。タイミング良くボタンを押し、左右に動くハートマークを画面上のハートの枠に重ねるだけの簡単なゲームで、うまくいくたび客が喜んだり、甘い言葉をささやいてくれる。さまざまなイケメンに、「今日は俺の隣にずっといろよ……」「ぼく、○○ちゃんのこと気に入っちゃった」などささやかれ、記者(31歳独身♀)もちょっとときめいた。
メッセージはキャラクターによって異なり、オタクなら「もしかして僕のこと好きですか?」、ヤンキーなら「もっとこっち来いよ!」、B系なら「今日はアンタのラップを聴かせてくれよ」など。せりふの1つ1つがキャラクターにマッチしており、好みのタイプでない相手の接客でもニヤリとする。
接客がうまくいけば「アフター」として、客がおしゃれなレストランなどに連れて行ってくれることも。アフターを積み重ねれば「デート」もできる。アフターやデートではイケメンがさまざまな表情を見せてくれ、その画像を「アルバム」に保存可能。画像は4枚まで無料で保存できるが、それ以上保存したい場合は有料でアルバムを買い足す必要がある。
アバターを着飾るためのアイテムは、数十円〜数百円程度。接客で稼いだ給料(無料ポイント)で買えるものもある。おしゃれをして友人同士で見せ合ったり、かわいいコーディネートを紹介する「みんなのめちゃ盛りコーデ」コーナー掲載を目指したりなど、アバターのおしゃれだけでも楽しめる。
昨年12月からmixiで、今年4月からはモバゲータウンで提供を始め、5月に150万会員を突破。6月29日からGREEでも利用できるようになった。mixiから利用している会員のうち、F1層(20歳から34歳までの女性)が73%。ゲーム初心者の利用も多いという。課金率やユーザーのアクティブ率は非公開としている。
「わたしでもできるものを作ろう」
キャバ嬢ゲームを作ろうというアイデアは、同社の真田哲弥社長と、知人のおちまさとさんの対話から生まれた。「小悪魔ageha」などキャバ嬢を扱うファッション誌や、キャバ嬢を扱った携帯電話向けゲームアプリがヒットしており、mixiアプリでも受け入れられるのではないか――そんな発想だったという。
「ユーザーと同じ視点を持っている」という期待を受け、立ち上げ時の企画・運用を任されたのは、菊池さんと、デザイナーの三田沙野香さん。2人とも親会社のKlabで、モバイルサイトの企画やクリエイティブ制作を行っており、「ゲームはほとんどやったことがなかった」という。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
-
生後5日の赤ちゃん、7歳のお姉ちゃんから初めてミルクをもらうと…… 姉も驚きの反応がかわいい
-
9カ月の赤ちゃん、バスで外国人の女の子赤ちゃんと隣り合い…… 人生初のガールズトークに「これは通じあってますね!」「ベビ同士の会話、とろけます」
-
【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
-
「妹が入学式に着るワンピース作ってみた!」 こだわり満載のクラシカルな一着に「すごすぎて意味わからない」「涙が出ました」
-
大谷翔平選手、ハワイに約26億円の別荘を購入 真美子夫人とデコピンとで過ごすかもしれないオフシーズンの拠点に「もうすぐ我が家となる場所」
-
「ケンタッキー」新アプリに不満殺到 「酷すぎる」「改悪」の声…… 運営元「大変ご迷惑をおかけした」と謝罪
-
「ゆるキャン△」のイメージビジュアルそのまま? 工事の看板イラストが登場キャラにしか見えない 工事担当者「狙いました」
-
「ハーゲンダッツ硬すぎ!」と力を入れたら……! “目を疑う事態”になった1枚がパワー過ぎて約8万いいね
-
「そうはならんやろ」をそのまま再現!? 「ガンダムSEED FREEDOM」のズゴックを完全再現したガンプラがすごすぎる
- 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
- 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
- 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
- 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
- “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
- 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
- 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
- お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
- 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
- 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
- フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
- 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
- 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
- フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
- スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
- 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
- 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
- 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
- がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
- 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」