コンピレーションアルバム「Elements Garden III -phenomena-」発売! Webリレー企画第5弾Elements Gardenメンバー全員集合インタビュー(3/5 ページ)
──話は変わるんですが、みなさん夏休みとか取られて……ないですよね?
母里 「明日から夏休みです」
上松 「虫とか捕りにいくの?(笑)」
藤田 「レコーディングとか普通にあったので、みんなずらして取りました」
中山 「ちょうどElements Garden IIIを録っていた時期ですね」
菊田 「ああ、そうか」
藤田 「ごめん、その時休んじゃってた」
上松 「え? 休んでたっけ?」
藤田 「一瞬実家に」
──1ヶ月「Elements Gardenのメンバーに会わない」って考えられますか?
藤田 「ない、ですね」
菊田 「海外行くとか、そういうことがないと」
上松 「それもみんなで行くとかかも」
藤田 「1週間会わないってことがほとんどないですからね。長くても1週間」
菊田 「2週間会わないと、完全に久しぶりですよね」
上松氏と母里氏のお出かけ
──2週間会わなかったら「ああ、さみしい」とかありますか?
中山 「そんなウェットな関係でもないですよね(笑)」
上松 「お笑い芸人に近いんじゃないですかね。お笑い芸人さんって一緒に仕事はしてもプライベートでは会わないとか聞きますよね。あんな感じかもしれません」
菊田 「すごく親密ではないけど、そんなに冷めてるわけでも……」
上松 「いや、俺は仲悪い」
菊田 「そうなんですか(笑)」
上松 「仲悪いって言った方が面白いかなって(笑)」
藤田 「仕事だけの関係(笑)」
菊田 「ご飯は一緒に食べるかな。休日呼び出して、というのはないけど」
上松 「『アキバ遊びに行く?』とかない(笑)」
藤田 「仕事の延長線上で飲みに行くことがあったり、仕事場でマリオやったりとか(笑)。 それぐらいですね。あと各個人が友達と遊んでいるのをイメージできないというか、プライベートが透けてこないですね」
上松 「でもこの前、母里くんと一緒に東京見物してきたよ。“モリ”と名前が付くところへ行ってみようということで、まずは新宿御苑の“森”を散歩して、次に六本木ヒルズの“森”ビルに行ってみて」
一同 「(笑)」
上松 「森ビルの美術館に行って、この美術はどうとか言ったりして」
中山 「男2人で」
上松 「周りカップルだらけで、僕らはなんか違うカップルみたいっていうか(笑)」
一同 「(笑)」
中山 「年齢差がちょっと生々しい(笑)」
上松 「母里ちゃんは東京にあんまり友達がいないみたいだし」
菊田 「最近友達が上京してきたらしいけど」
上松 「あ、そうなの?」
母里 「はい。知り合いが」
上松 「よかったよかった」
藤田 「単身上京してきたんだもんね」
菊田 「僕らは専門学校繋がりなんですけど、彼はいきなり東京に来たので、学校の同期とかいなくて、本当に、あんまり身寄りが」
藤田 「身寄りが(笑)」
上松 「お母さんに電話してね、『母さん、今日も頑張ったよ』ってね」
母里 「せいぜいそれぐらいですね」
──風邪引いたとき、寂しくないですか?
母里 「寂しいですけど……」
──ヨーグルトとか買ってきてくれる人がいないじゃないですか。
母里 「ヨーグルトはいつも菊田さんが……」
上松 「(笑)」
菊田 「あー、飯買ってくる時ね」
藤田 「健康に配慮した(笑)」
菊田 「主食のおまけにね」
母里 「はい」
上松 「なんだかんだ優しいんですよね。忙しい人に『はい、買ってきたよ』とか」
菊田 「俺はやるけど、母里くんはやってくれないんだよね」
一同 「(笑)」
菊田 「母里くんは、俺に対する愛情はないね。ぜんぜん買ってこない」
一同 「(爆笑)」
菊田 「『ちょっと買ってきますけど、なにかいります?』とかなんもない。おじさん寂しいよ」
母里 「忙しいときとかちょっと声かけづらいし、集中力が途切れちゃうとか」
上松 「俺はそんなの関係なく入るけどね。『よいしょー!』って(笑)。『ごめんね、曲書いてるとこ』って言って」
中山 「部屋入るのにも個性がありますね」
上松 「あるよね」
中山 「バン! と入る人も、コンコンとノックする人も、『あのーぅ』と入って来る人も」
菊田 「『あのーぅ』ってね」
中山 「それは母里なんですけれど(笑)」
母里 「だいたい気づいてもらえないですけどね」
藤田 「あんまり体育会系じゃないからね、僕ら。ライブの現場とか見てると、ものすごい体育会系で、馬車馬のように働いて、後ろでずっと立って見ているとか。作曲家業界も昔は結構そうだったんですけど」
──メンバーで一番怒る人は誰ですか?
上松 「それは俺ですね。お父さん役なんで。嫌われてもしかろうと」
意外に熱血な藤間氏
──では一番燃える人は誰ですか? 例えばワールドカップの時とか。
菊田 「藤間さんじゃないの?」
藤間 「心から応援して、心から感動して。喜怒の“怒”が出たりします。そういう時自分がびっくりしますね。うおーっ!って叫んで」
一同 「(笑)」
藤間 「自分の声量にびっくりしたりします。仕事を終わらせて、家に帰って、きちんとスタンバイしないと気が済まないですね。でも母里くんも見に行ったよね? スポーツバーにひとりで」
母里 「盛り上がりましたね」
菊田 「俊輔ユニフォーム着て」
母里 「はい」
上松 「ユニフォーム買うお金がないって言っててかわいそうだったんで、それでここはあえて俊輔かなと思って、10番をプレゼントしました(笑)。そしたらいろんなところ行ってね」
母里 「はい、渋谷とか」
菊田 「単独で乗り込むからね」
上松 「単独!?」
菊田 「スポーツバーで知らない人と盛り上がって」
母里 「イエーイ、って言って」
上松 「へー」
母里 「身寄りがないので」
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