「悪魔召喚応援団長」として辺見えみりさんが登場！――MMRPG「ヘルゲート」オープンβテスト、ついにスタート！

新作MORPG「ヘルゲート」のオープンβテスト開催を記念して、オープニングセレモニーが開催された。キャンペーン応援団長としてイベントには辺見えみりさんが駆け付けた。

[蒼之スギウラ，ITmedia]

　11月26日、ハンビットユビキタスエンターテインメントは、東京のイベントスペース「ディファ有明」にて、新作タイトルである「ヘルゲート」オープンβテストのスタートを記念し、オープニングセレモニーを開催した。

　本作は「ヘルゲート」と呼ばれる門が突如出現し、門から現れた異形の悪魔たちに支配されてしまった、2038年のロンドンを舞台としたMORPG。プレイヤーは、地下に逃れた人間の生き残りとなり、人類の存亡をかけて、悪魔たちと戦うことになる。

　無料のPCゲームとしては、非常にハイクオリティなグラフィックと、クラスごとに大きく変化する多彩なアクションがウリの作品だ。

　本記事では、本作に関する更に細かなプロモーションや、今後の展開、公式のキャンペーン情報などが公開され、さらに豪華なゲストも登場したイベントの様子を、くまなくお届けする。

作品のシステムと、今後の展望を紹介！　東京にヘルゲートが開く!?

　緑や青のレーザーと、赤色で照らされたスモークで、幻想的に彩られた会場は、どこかの異空間に繋がってしまったかのような雰囲気を醸し出していた。

　イベントがスタートし、激しいスモークやレーザーの演出とともに登場したのは、本イベントのMCを務めるヒラトコセイジ氏と、ハンビットユビキタスエンターテインメントの代表取締役CEOである金裕羅氏。

MCを務める、ヒラトコセイジ氏

ハンビットユビキタスエンターテインメント、代表取締役CEOの金裕羅氏

　金氏は、流暢な日本語で挨拶をした後、これまで「ヘルゲート」は、これまで多くのユーザーの意見によって大きく進化してきた事、それによって現在の「ヘルゲート」がある事などを語り、さらに「皆様のおかげで、ヘルゲートは私たちが自信を持って提供できるコンテンツへと成長しました。これまでのテストに協力してくださった皆様はもちろん、今日はじめてヘルゲートを知った方や、オンラインゲームをあまり嗜まない方も、是非楽しんでいただきたいと思っています」と、コメントした。

　続いて、今後の展望については「ヘルゲートは、今後世界の皆様にも楽しんでいただけるように、グローバルな展開も予定しています。さらには、ヘルゲートの舞台は今後、ロンドンから東京へと移り『ヘルゲート東京』として、あらたなストーリーなどのコンテンツを、皆様にお届けする用意があります」という発言も飛び出した。こちらについては、記事の後半でも触れることになるので、是非最後まで記事をご覧になっていただきたい。

ハンビットユビキタスエンターテインメント、広報の松村直也氏

ハンビットユビキタスエンターテインメント、日本運営プロデューサーの中尾圭吾氏

　金氏が降段し、次に登場したのはハンビットユビキタスエンターテインメント広報の松村直也氏と、同じく日本運営プロデューサーを務める中尾圭吾氏。2人が登壇した後、本作のストーリーや、システムの詳細についてのプロモ−ションがスタートした。

　中尾氏は、簡単な挨拶を済ませると「このヘルゲートはメチャクチャ面白いです、今からその面白さを、皆様にお伝えしていこうと思います」と胸を張る。本作の出来栄えには自信満々、といった様子だ。まず最初に、オープニング映像と思われるムービーが流れ、ゲームに関する説明が進行していった。

現実のロンドンやストーリーとシステムのリンク

　本作は、ヘルゲート（地獄の門）から出現した悪魔に支配されてしまったロンドンを、悪魔を倒し、奪取するのが全体の目的になっている。注目すべき点は、ストーリーとシステムが、しっかりリンクしている点だ。

　人類は、悪魔たちによって地下に追いやられてしまったため、一般的なオンラインゲームにおける町や村の役割を、地下鉄などの地下施設が受け持っている。プレイヤーは地下を拠点として、体勢を整えつつ、地上の悪魔を倒してゆくのだ。

　地上には、ロンドンタワーなどの実在する建物が建ち、それが悪魔に支配されている風景も見ることができる。実際の建造物や地理に即したマップも多く、それを見つけるのも楽しみの一つだろう。

ゲーム性が変化する6つのクラス

ゲーム性が異なり、それぞれが別々の楽しみ方ができる6つのクラス。

　オンラインゲームにおいて最初に気になるのは、やはり職業（クラス）だろう。本作の職業は近距離型の「テンプラー」・魔法型の「カバリスト」・銃撃型の「ハンター」に分かれており、それぞれふたつ、全部で6種類のクラスが存在する。

“剣と盾”テンプラー

テンプラーに属するクラスは、高い防御力で、後衛の味方を護る「ガーディアン」と、防御力は低いが、圧倒的な攻撃力を持つ「ブレードマスター」の2種類。どちらもパーティーの要となる、重要な職業だ

“魔法と召喚”カバリスト

カバリストに分類されるクラスは、悪魔を召喚し、戦わせる事のできる「サモナー」と、悪魔の力を逆利用して、魔法を扱う「エヴォカー」の２種類。魔法使いやネクロマンサーのような立ち位置となるのだろうか

“銃火器と機械”ハンター

ハンターに属するクラスは、狙撃や奇襲、支援射撃などに長けた「マークスマン」と、技術をもってロボットを作り出し、戦わせる「エンジニア」の２種類。ことマークスマンに関しては、FPSのような操作も可能で、他の職業とは大きく違った楽しみ方もできる

パーティーと戦闘

　本作の戦闘システムは「特定のモンスターを狩るためにフィールドに出て、モンスターを探す」といった、一般的なオンラインゲームとは大きく違う。

　ミッションを受けるとフォールドが生成され、プレイヤーの好きなタイミングで戦闘を行えるのだ。モンスターの出現場所で何時間も待たされることは無く、短時間のプレイにも向いている。

　ひとつのミッションで生成されたフィールドに入れるのは、最大1パーティー・5人までとなっており、ミッション受注の際に「ノーマル」「ナイトメア」「ヘル」の3種類から難易度を選択できる。

　モンスター1匹あたりの経験値と、レアアイテムの出現率は、パーティー人数が増え、難易度が上がることに上昇していく仕様となっている。

　中尾氏は「ゲーム中における強さは、レベルよりも装備品や、カスタマイズ要素に寄っています。なので、アイテム（素材）の存在が重要になります。装備によって大きく変化するゲーム性をお楽しみください」と発言。レベルアップ以外にも装備品を作成していく楽みが味わえそうだ。

　ひと通りのシステム説明が一段落し、続いて、中尾氏と開発スタッフによる、ハイレベルミッションに挑戦するプレイアブルムービーが流された。

　アクションゲームらしく、非常にめまぐるしい展開だったが、自分の体力・味方の体力・敵の状況が一目で分かる画面構成となっており、プレイは非常にしやすそうであった。

　ムービーでは、残念ながらミッション失敗してしまったが、本作をプレイし、挑戦する際は、是非ともミッション成功画面を自らの目で確かめてほしい。

　ムービーが終了した後、中尾氏と松村氏による、今後の展望やキャンペーンに関する報告がなされた。

　ロンドンを舞台としたストーリーである「ロンドン ACT1〜ACT5」のシナリオ全てが、来年3月までに配信される事を公開し、更にその後は「ヘルゲート：東京」と銘打ち、舞台を東京に移した新たなシナリオがスタートする。

　その他にも、以下のように数多くのキャンペーンが用意されているので、興味のある方は、是非公式ホームページなどをチェックしていただきたい。

• 3種のプレゼントキャンペーン

　ニコニコ動画にプレイ動画をアップロード、ファンサイトに登録、オープンβテストに参加、のそれぞれで、ハイスペックPCなどのプレゼントキャンペーンを行っている。

• 全国ネットカフェ展開：11月26日より、サービス開始。ネットカフェからのログイン限定で、経験値２倍・ゲーム内通貨ドロップ量20％アップなどの特典付き
• 推奨PC、ハードウェアの販売：ツクモ電機より、推奨スペックPCの発売が決定。さらに、推奨ゲームパットなどの周辺機器も発売予定
• パッケージ版の販売：内容に関してはまだ不明だが、中尾氏は「より、ゲームを楽しんでいただける内容をご用意しています」とコメントしていた
• アジア/北米圏での展開

　

ついにオープンβテストがスタート！　辺見えみりさんも登場し、クイズに挑戦!?

　全てのプロモーションが終了し、時刻がオープンβテスト開始時刻となった。そして登場したのは、今回本作の悪魔召喚応援団長を務める、辺見えみりさん。

時刻となると同時に登場し、パフォーマンスを見せてくれた謎の二人組

タレントの辺見えみりさん

　辺見さんは今回、ヘルゲートの公式ホームページで開催される「悪魔召喚アルバイトスタッフ募集キャンペーン」の応援団長とそて駆けつけてくれた。

　「悪魔召喚スタッフ募集キャンペーン」とは、今後のヘルゲートを盛り上げていくスタッフを募集するキャンペーン。

　アルバイトの内容は「悪魔のデザインの原型となる悪魔を呼び起こすお仕事」とのこと。内容は、作品中に登場する悪魔を作れてしまう、という理解で間違っていない。募集定員は１名だが、報酬はなんとロンドン旅行だ！

　応募を行うためには、選考ミッションである「謎」を解く必要があるが、こんなおいしい話はなかなか無い。特設サイトから誰でも参加できるので、是非参加してみよう。

　最後に、ヘルゲートについて辺見さんは「けっこうゲームはするんですが、オンラインのゲームにはあんまり触れてこなかったんですよ。だから、どういったものなのかという事で、やってみようと思います」とコメントし、イベントを締めくくった。

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