クリスマスの夜に徹夜でパーティーのお誘い――あえて乗りこんでみた

夜通しで桃鉄……なんか青春って感じしますよね? しかも高橋名人やクリスマスコスプレのグラビアアイドルが手ぐすねひいて待っていらっしゃるとか。そりゃあ、覗いてみたいと思いますとも。

» 2010年12月28日 19時51分 公開
[ITmedia]
※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

結局、楽しかったというお話

生放送中に取材敢行。視聴者置き去りで記念撮影をしてみました

 あれは、まもなくクリスマスも終わろうとしている12月25日深夜。恋人たちや家族連れが幸せそうに行き交うお台場エリアの人通りもまばらになる頃、家路につく人々とは逆行してゆりかもめから降り立つトナカイの格好をした弊サイト編集長の姿がありました。目指すはクリスマスも終わろうとしているのに、サンタのコスチュームを着たグラビアアイドルや著名人を招いて「桃太郎電鉄WORLD」を朝まで遊ぼう、そしてそれを生放送しようという趣旨のイベント会場となるスタジオへ。

 「いったいこんな時間にお台場まで来て何をしているんだろう。そしてなんでトナカイの格好をしているんだろう」と、編集長はかじかむ手を着ぐるみポケットに押し込んで歩いていたそうです。

 このイベントは、ハドソンより発売中の桃鉄最新作「桃太郎電鉄WORLD」を使用してオールナイトで対決しようというもので、12月25日午後11時より翌朝までUstreamで放送された「2010年あと僅か!! きよしこの夜 世界を駆ける。桃太郎電鉄WORLD 年末年忘れオールナイトスペシャル〜!!」略して「桃鉄忘年会」(紹介記事はこちら)。

 ハドソンの高橋名人のほか、映画コメンテーターの有村昆氏、「桃-1グランプリ」出場の菊地亜沙美さんなど、豪華ゲストが多数出場し、4チームに分かれて桃鉄で対決。当日は3年ルールで決算ごとに最下位と、ゲーム途中にサイコロでぞろ目を出すごとに用意された食材をミックスしたスペシャルドリンクを飲み干すという罰ゲームが科せられていました。この用意された食材がまたひと癖もふた癖もあるものばかりで、納豆やあさり、黒酢やイワシのかば焼きと、単品ならまだしも混ぜると危険な食材ばかりがそろっており、各チームとも本気で勝ちにいかなくては命の危険がありました。各チーム、絶対飲みたくないオーラを全開に、ひたすらサイコロを振り、目的地を目指します。

 話はちょっとさかのぼります。そもそもなぜ今回のイベントに参加することになったのか……。別件で編集長がイベント企画者と会った際、高橋名人やグラビアアイドルの女の子たちとキャッキャウフフと桃鉄を朝まで遊ぶという企画を聞き、つい「面白そうですね。参加したいなー」と漏らしたことが運の尽きでした。後日メールにて参加についての詳細が届きました。口は災いの元とはよく言ったものです。ばっちりチーム編成にも組み込まれてしまい、これはもう参加せずにはいられなくなったと笑顔で答える編集長がおりました(たぶん、半分くらいは面倒ながら行きたかったのだと推測)。せっかくなので単身取材して早々に帰ってもらうことにしました。しかし、編集長の参加は誰得だったのだろうか。むしろ申し訳ない気持ちでいっぱいです。

出入り自由な楽しい忘年会へ参戦

 編集長がスタジオに到着するとすぐさま出番とのこと。防寒着にも役に立つトナカイの衣装をとりあえず脱ぐや(到着時には12月25日が終わっていたから)、状況把握の時間もなくカメラの前に立つはめになりました。よく分からないうちにチームゲーマーに所属し、とりあえずプレイヤー席に座ることになりました。編集長がぐずぐずしているうちに、すでに1年目を経過していたようです。

 当初、編集長は無駄にカードを買ったり、物件を売ってしまったりとリアルボンビーとして場を荒らす気満々だったそうです。しかし、所属したチームはカードもなく、物件を何ひとつ持っていないかわいそうなチームだったのです。これはどうしたものかと悩んだ矢先でした。前のチームが入手から6カ月後までカードを持ち続けていると、強制的に次のターンのプレイヤーが目的地に入る「お先にどうぞカード」を所持しており、訳も分からずに目的地へ飛びゴールしてしまったのです。編集長、ボンビーどころかなんの苦労もせずチームの勝利に貢献してしまいました……。

 その後、負けたチームへの罰ゲーム食材を選び、けっこう楽しそうにゲームが進行。決算時にも得点獲得のためにミニゲームで勝利に貢献し、当初の思惑をすっかり忘れ、そもそも取材することも忘れて楽しい時が過ぎていきます。思い出した頃にはすっかり後半戦で、チームもゾロ目を出してミックスジュースを飲んだ以外は堅実に資金を取り戻し、結果優勝してしまいました。

放送中、ちらちらフェードアウトしてたのは写真撮影のため。あいつがフリーダムすぎてすみません
チームゲーマーのボスは菊池亜沙美嬢。当日は風邪で体調最悪だったらしい
出演者の席から放送の様子をモニターで見つつ、Twitterを確認しながら視聴者からのコメントに答えていく

 途中、さくっと取材も終え、編集長は帰って行きましたが、生放送はゲームが終わっても続行。「高橋名人の夜の十六連射(仮)」と題して、過去に囁かれ都市伝説となっている「高橋名人逮捕説」の真相や、「桃太郎電鉄」誕生の秘話などが語られ、始発もとうに走り出した頃、ようやく幕となったのでした。

 それにしても、やはりパーティーゲームの王道「桃太郎電鉄」は誰が遊んでも楽しいもので、遊んだことがない人でもすぐにルールを理解し、サイコロの出目やボンビー、各地イベントに一喜一憂できるのが素晴らしい。こうした忘年会ならまた来年もやってもらいたいものです。そういえば、なぜトナカイの格好をしていたんだろう編集長……。

こちらが恐怖の食材リスト。単品ではおいしいのに、混ぜるとえらいことになる
オレンジジュースベースに、ヨーグルトとねり梅、そしてキムチが加わるとどうなるかの実験
3人もいると平気な人が1人はいるのが不思議です。使用した食材はスタッフがおいしくいただきました

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2404/25/news174.jpg 身長174センチの女性アイドルに「ここは女性専用車両です!!!」 電車内で突如怒られ「声か、、、」と嘆き 「理不尽すぎる」と反響の声
  2. /nl/articles/2404/26/news154.jpg 元「AKB48」メンバー、整形に250万円の近影に驚きの声「整形しすぎてて原型なくなっててびびった」
  3. /nl/articles/2404/21/news011.jpg 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  4. /nl/articles/2404/12/news174.jpg 築年数不明の平屋にある、ボロボロ床板をはがしてみたら…… 発覚したヤバい事実に「ビックリ!」「大丈夫でしたか?」心配と驚きの声
  5. /nl/articles/2404/26/news022.jpg ママの足にくっつく生後7カ月の赤ちゃん、甘えてるのかと思いきや…… 計算された行動と「ちいこい後ろ姿がかわいすぎ」て目が離せない
  6. /nl/articles/2404/25/news016.jpg 「電車の中で見ちゃダメ」「笑ったww」 実家からLINE「子ヤギがすばしっこくて捕まらない」→送られてきた衝撃姿が320万表示!
  7. /nl/articles/2404/25/news069.jpg “作画軽減ガンダム”をガンプラで作成 → 使用パーツも最小限の再現ぶりに「完全に一致」「部品軽減ガンダム」
  8. /nl/articles/2404/23/news090.jpg 誰も教えてくれなかった“裁縫の裏ワザ”が目からウロコ 200万再生のライフハックに「画期的」と称賛【海外】
  9. /nl/articles/2404/18/news134.jpg 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  10. /nl/articles/2404/26/news024.jpg 0歳赤ちゃん「(ママ来たっ!)」→喜びが抑えきれなくて…… 尊すぎるダンスが300万再生「心が浄化されていく」「朝から癒やされました」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「ゆるキャン△」のイメージビジュアルそのまま? 工事の看板イラストが登場キャラにしか見えない 工事担当者「狙いました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」