レビュー
2006/02/02 15:30 更新

「ロストマジック」レビュー:
タッチペンは「魔法の杖」、プレーヤーは「魔導士」に――あこがれが現実へと変わる (1/4)

「ラクガキ王国」シリーズで新ジャンルを切り開いたタイトーが、タッチペンで魔方陣にルーンを描いて魔法を放つ、というニンテンドーDSならではのシステムを搭載した「ロストマジック」を世に送り出した。通常のアクションRPGともひと味違う新時代のアクションRPGを体感してみた。

シンプルなシステムほどやりごたえがある

 「ロストマジック」は、ステージクリア型のファンタジーアクションRPGだ。プレーヤーは魔導士の少年となり、杖を使って魔法を唱え、魔物を操って戦う。これだけ聞くとそのほかのRPGとあまり変わりないように思えるが、本作の特徴はその戦闘システムにある。何と、タッチペンを使って魔方陣にルーンを描いて魔法を放ち、タッチペンを使って味方の魔物に指示を出すといったように、プレーヤーを魔法使いそのものにしてくれる仕組みになっているのである。

 戦闘中は画面のスクロール以外、キャラクターへの指示はすべてタッチペンで行う。ただこれを、複雑な、難しい操作だとは思ってほしくない。多少の慣れは必要となるものの、本作のコンセプトである“魔法を描け、魔物を操れ”という2つの操作さえ覚えてしまえば、サクサクとストーリーを進めていくことができるだろう。

 極めてシンプルなシステムなので、ゲームの初心者でも簡単に遊べる作りとなっている。“シンプルだとすぐ飽きてしまうんじゃない?”とあなどることなかれ。2つのシステムの詳細は次から紹介していくが、奥が深くそう簡単には飽きることはないはずだ。

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RPGには必ずといっていいほどあったコマンドが、戦闘中はいっさいない。すべてタッチペンでの指示となる

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利き腕の設定ができるのは、プレーヤーにとってはありがたい気配りだろう

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[磯野正学,ITmedia]

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