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2006年03月24日 21時52分 更新

高橋良輔最新作と石ノ森章太郎原作アニメ――アニプレックスが2006年に送り出す2作品 (1/2)

3月24日、「東京国際アニメフェア 2006」でアニプレックス新作アニメーション発表会が行われた。アニプレックスは2006年度自信作として、高橋良輔氏原作・総監督「FLAG」と石ノ森章太郎原作「009‐1」の2作品を送り出す。
hn_ani13.jpg アニプレックス代表取締役 竹内成和氏

 FLAGは“SFロボット”の世界を舞台にした完全オリジナルアニメーションである。しかしロボットではなく女性カメラマンが主人公として登場し、カメラのファインダーを通した世界をリアルドキュメントタッチで描いている。アニプレックス代表取締役 竹内成和氏は「新進気鋭のクリエイターを集結したオリジナルアニメーション。いままでにできなかったことが実現でき非常にうれしい」と話す。


 FLAG担当プロデューサーである植田益朗氏は、「現在、アニメの大量消費時代。どこも同じキャラクター、同じコンセプトに見えてしまう。今までに見たことがない映像を作ろうという思いで、FLAGはリアルなドキュメントタッチで製作されている」と語る。同作品はバンダイチャンネルとAIIで全13話配信されることが決まっている。6月から8月までに6話、11月から1月までに残りの7話の配信が行われる予定だ。植田氏は「当初13本VODのみ企画されていたが、現在いろいろなパートナーと作品提供を検討しているところ。見ている人からの批評などをもらって、作品を盛り上げたいのであえて2期に分けた」と説明した。

 さらに同作品はコンテンツ配信だけではなく、SNSのようなコミュニケーションサイトの提供も企画されている。「ファンが一緒になって作品を盛り上げてもらう。FLAGサポーターを作りたいんです」と植田氏。

hn_ani15.jpg 原作・総監督の高橋良輔氏

 原作・総監督の高橋良輔氏は「作品を手がけたことで夢がひとつ叶ったようでうれしい」と感想を述べた。作品誕生の経緯について高橋氏は「10年間作りたい素材があったが、植田プロデューサーからロボットものの製作をやらないかという誘いがあり引き受けた。女性が主人公という設定も植田プロデューサーの要望」と話す。また「最近、自分の部屋だけで生活するような人が目立つ。FLAGを通じて限られた世界ではなく、ほかの世界で人間と関わりを持つようになって欲しい」と植田氏は作品の意義を述べた。

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[塙恵子,ITmedia]

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