最強のテーブルテニスマスターたちが銀座に集結! 頂点に立つのは誰だ?(2/2 ページ)

» 2007年01月15日 18時46分 公開
[仗桐安,ITmedia]
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 筆者が初戦であたったのは同じくメディア枠のファミ通・カトウ氏。基本操作は把握したものの、戦略もテクニックもないまま、いきなりの本番だ。序盤は2-2でいい勝負。そこから奇跡的に4-2でリードをしたのだが、その後まったく得点ならず一気に逆転。結果としては4-7で、あっさりと敗退してしまった。まあ素人としては善戦した方だろう、と自分に言い聞かせ、ほかのプレーヤーたちのプレイを観戦することにした。

画像 筆者が選んだのはJUNG SOO、お相手はJESPERだった。力及ばず1回戦敗退。残念!
画像画像 熱い戦いを繰り広げるプレーヤーたち。試合が終わった時点で、実は相手が「Xbox Liveでよく対戦している相手」だと分かり、固い握手を交わすというドラマチックな場面もあった

画像画像画像 本気で戦う特別参加枠のタレントさんたち。圧倒的なハイテンションと強さで快進撃を続けたアントキの猪木氏は、なんとブロック優勝して決勝トーナメントに進出。「よーし! 10万円もらって、みんなで飲みに行くぞー!」という猪木氏の宣言に、会場から猪木コールが沸き起こる場面も

画像 各ブロックの優勝者=ベスト8が決定した時点で、戦いはいったん休止。ここで来場者全員を対象にした豪華賞品抽選会がなごやかに行われた。賞品は大小さまざまだったが、ハズレなしの全員何かしらがあたるという粋な計らい。リトル清原氏の番号発表に皆が熱く注目していた
画像 27番の筆者は、ZIMAスカルTシャツをゲット! 旅行券など豪華な賞品を手に入れた来場者もいた

画像 8強が壇上に揃い踏み。ここから熱く激しい決勝トーナメントが始まる。

 予選トーナメント、来場者全員対象の抽選会を経て、イベントはいよいよクライマックスである決勝トーナメントへ。各ブロックで優勝した8名が壇上に上がり、それぞれが「勝利あるのみです」、「絶対負けません」と闘志をみなぎらせたコメントを寄せていた。

 決勝トーナメントは予選トーナメントで使用された4台のモニターではなく、会場中央に設置された2台の大型モニターで行われた。戦いに敗れたプレーヤーたちが見守る中、達人たちによる熱いデッドヒートが展開した。

画像 特別参加枠から唯一決勝トーナメントに進出したアントキの猪木氏は、終始ハイテンション。ファインプレイや珍プレイが繰り出されるたびに会場は沸く。猪木コールなども飛び交い、決勝ならではの盛り上がりを見せていた

 準々決勝。まずは菊地悟氏と加藤健太氏の対戦と、ASCII24飯塚氏とアントキの猪木氏の対戦。2台のモニターで同時進行し、菊地氏、飯塚氏がそれぞれ準決勝にコマを進めた。アントキの猪木氏は残念ながらここで敗退。イベントを大いに盛り上げてくれた猪木氏に熱い声援が集まった。

 サブリナ氏と今岡泰彦氏の対戦と、電撃魔王カキシタ氏と大丸陽平氏の対戦では、今岡氏と大丸氏が準決勝に進出した。大型モニターで観戦して改めて思ったのだが、やはり決勝トーナメントプレーヤーのプレイは、驚くほどにうまい。強烈なスマッシュを余裕で拾ったり、左右に揺さぶられてもキャラはほとんど動いていなかったり、実力が均衡しすぎてラリーが延々と続いたり。ちょっとしたミスが命取りになる点もレベルの高さゆえだというのをひしひしと感じ、「テーブルテニス」の面白さを堪能することができた。

 準決勝は菊地氏VS飯塚氏のカードと、今岡氏VS大丸氏のカード。これを制したのは菊地氏と大丸氏。いよいよテーブルテニスマスターの頂上を決定する決勝戦に突入だ。


画像 準決勝からはモニター1台に集中してのプレイ。観戦する側も1つの試合に集中して観ることができるので、おのずと見入ってしまう。超絶プレイが出るたびに会場からは大きなリアクションが上がった
画像 友人同士である菊地氏(左)と大丸氏(右)。もちろん試合は容赦なく真剣勝負だ
画像 決勝に進出した2人にXboxガールとZIMAガールから激励のコメントが寄せられた

 決勝戦で対峙した菊地氏と大丸氏は、なんと10年来の友人同士で、Xbox Liveでよく対戦もする仲。お互いの得意なプレイも弱点も知り尽くしたプレーヤー同士による決勝戦は、序盤からイージーミスが出てしまった菊地氏を大丸氏が大きくリード。そのまま逃げ切る形で大丸氏が優勝した。

 最後に授賞式。柳川氏は大会を総括して「本当に面白かった。観てるだけでこんなに興奮してしまった。発売からけっこう時間が経っているが、飽きの来ないタイトルであることを改めて感じた」とコメント。その後、続々と賞品の授与が壇上で行われた。優勝した大丸氏は「菊地くんに誘われて参加したので、菊地くんには感謝しています。Xbox Liveもまだまだやってますんで、ぜひみなさん対戦しましょう」と発言。今後誰の挑戦でも受けて立つ、という王者の余裕を感じるコメントだった。

 エントリーして実際にプレイしたというのもあり、達人のハイパープレイをまのあたりにしたというのもあり、筆者も「テーブルテニス」を改めてちゃんとやり込みたくなってしまった。またいつか、次回の頂上決戦があるなら、ぜひともガチンコで参加してみたいところだ。「テーブルテニス」の魅力を大いに堪能できる、よきイベントだった。

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