インタビュー
2006年12月21日 13時47分 更新

「DEKARON」インタビュー:

まず基本をそろえて、そこからさらなる高みを目指す――「DEKARON」大型アップデートを実施して (1/3)

ネオウィズジャパンがサービスを提供しているMMORPG「DEKRAON」で、大型アップデートが実施された。2007年1月には待望の攻城戦も実装されるなどユーザーの期待も高まっているが、今回チームマネージャーのパク・ジェフン氏にアップデートの詳細について語ってもらった。

 ネオウィズジャパンがサービスを提供しているMMORPG「「DEKARON」」。同社がサービスを開始して以来初めての大型アップデートも実施された。そこで同社ゲーム事業部 事業室 プロダクトマネージメントチーム チームマネージャーのパク・ジェフン氏から「DEKARON」について、そしてアップデートの詳細などについて話を聞いた。


――パクさんとは東京ゲームショウ2006でも「モナト エスプリ」でお会いしていますね。「DEKARON」ではどの部分を、パクさんは担当されているのか、まず教えていただけますでしょうか。

画像 ネオウィズジャパン ゲーム事業部 事業室 プロダクトマネージメントチーム チームマネージャー パク・ジェフン氏

パク・ジェフン氏(以下、敬称略) わたしは「DEKARON」とモナト エスプリの両方を担当しているチームのチーム長であると同時に、「DEKARON」のプロダクトマネージャーを担当しています。

――10月13日に大規模アップデートがいよいよ実装されたばかりですが、手ごたえはいかがですか?

パク おかげ様で、予定通りの日程には実装できましたが、本当に大変でした。と言いますのも、「DEKARON」自体はだいぶ以前に一度、大きなアップデートを行っているのですが、実はネオウィズジャパンとして関わるのはこれが初めてなんです。韓国の開発元と本格的にやりとりをするのも、当然今回が初めてですから、いろいろ難しい部分もありまして。何とか実装にこぎつけられて、今はほっとしています。

――まだ実装直後ですが、プレーヤーからの反応はどうですか。

パク とにかく久しぶりの大規模アップデートということもありまして、全般的に好意的な評価をいただきました。ただ、今回のアップデートの主役である「攻城戦」は、リリースの通り2007年1月実装予定ですから、まだ何とも言えませんが、それ以外の「プライベートダンジョン」、乗り物として登場した「魔獣」などは喜んでもらえたようです。

――攻城戦、プライベートダンジョン、新規エリア、そして新アイテムやスキルの追加とわりと盛りだくさんの内容ですが、それぞれの見所などを教えて下さい。

パク 攻城戦は既存のMMORPGにもあるシステムですから、決して目新しいものではありません。「DEKARON」は元々がPvPに重点を置くタイトルなので、攻城戦にもユーザー同士の競争関係を強調したシステムにしました。

 城の覇権を巡って行われる戦争では、城主ギルドに対して最大3つのギルドが同盟という形で挑戦します。ところが城の防御ラインを突破して中心部に達した時点で、全てのギルドが敵対関係になります。城主ギルドはもちろん防衛に徹底しますが、それ以外の3つのギルドもそれまでの同盟関係はなくなり、敵同士となるわけです。このあたりが「DEKARON」らしさというか、少しハードな面を特徴付けていると思います。

画像画像画像

――城主ギルドも含めて4ギルドしか攻城戦に参加できないというのは、かなり厳しい競争ではないでしょうか? すでに特設サイトでも参加条件が解説されていますが、参加資格を得るまでにだいぶ手順がありますし。

パク まず攻城戦への参加資格を得るためには、プライベートダンジョンの1つ「深遠の魔窟」で、ボスモンスターを倒すことが前提となります。さらにこの深遠の魔窟への挑戦には、ギルドレベルが3以上という資格が要求されますから、この時点で数はだいぶ絞られるでしょうね。

――攻め側として参加する3つのギルドは、どういう条件で決まるのですか。

パク それは、深遠の魔窟をクリアしたギルドから先着順になります。第1回目は城主が存在しませんから4ギルドが選ばれますが、それ以降はわずか3ギルドとかなりハードルは高いです。

――それにしても、攻城戦の難易度は攻守ともにずいぶんと厳しくないでしょうか? 誰もが面白半分に参加できるというのもまた問題がありますが、もう少し敷居を低くしないと、ごく限られた上位ギルドばかりが覇権を争うことになりかねないような気もしますが。

パク 確かにハードルは高いですが、その分、城主ギルドが得られるメリットも非常に大きいと言えます。実は攻城戦については全てが今回実装されたわけではなく、何度か分割される予定なんです。2007年1月に始まる攻城戦で城主ギルドが得られるのは税収のみですが、次のアップデートで、連続防衛回数によってレアアイテムを獲得できるというメリットが導入されます。

――ちなみに、その次のアップデートというのはいつごろでしょうか?

パク これはまだ韓国でも正式には発表されていませんので、あくまで未定ですが、日本では2007年冬頃にはくると思います。「DEKARON」は最初にもお話しましたが、長いこと大規模アップデートが無く、今回は溜まった分を一気に出したという感じでして。ただ、その次のアップデートは今までのようにお待たせすることはないはずです。

――ちなみに韓国では、今年9月に攻城戦が実装されていますが、連続防衛回数は連続でどれぐらいですか。

パク なかなか連続防衛はできないようですね。やはり攻め側が、相当研究を重ねているようです。ですからレアアイテムは、どのギルドも入手していないという話です。

――確かに城の構造などを研究されてしまうと、防衛側は圧倒的に不利になりますよね。

パク その代わりに、次回の戦争時間は城主クランが日時を好きな時に設定できるようにしています。防衛側は同盟を組んだり、他ギルドにヘルプを求められませんから、一番メンバーが集まりやすい都合のよい日時を指定できるわけです。

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[聞き手:麻生ちはや,ITmedia]

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